レーザー治療
歯肉の腫れの除去
口内炎にレーザーを照射すると、照射した部分に膜が張り、しみる症状や痛みを軽減され、治りも早くなります。
通常、治るのに10日~2週間かかる口内炎も、レーザーの殺菌・消毒作用により数日で治すことができます。
口の中を噛んでしまった傷や、入れ歯などにより接触してできる傷の症状にも使用し、痛みを軽減した治療ができます。
歯痛(知覚過敏も)の除去
レーザー治療は、薄くなった歯の組織を再生させる効果があります。
知覚過敏の部位に照射することで、歯の表面に薄い膜を作り、神経を保護します。少しずつ、痛みやしみる症状を緩和することができます。
顎関節症の痛みの緩和
レーザーを顎関節の痛みが出ている部位に照射することで、筋肉や顎関節に溜まっている老廃物を除去し、血液の血行が良くし、リンパ液の循環も改善します。
筋肉がスムーズに動かしやすくなるため顎関節の痛みなどが緩和していきます。
虫歯予防
初期段階の虫歯の場合、レーザー治療のみで治療できるケースもあります。
毎日のブラッシングではなかなか届かない奥歯の溝などの虫歯菌をレーザーで殺菌します。レーザー照射は歯の表面が強くなるので、フッ素の浸透性が良くなり、虫歯を予防します。
歯肉増殖の整形
歯肉が歯周病で、膿がたまって腫れるのではなく、歯茎の上皮化に増殖して正常以上に固く膨れる病気を歯肉増殖症と呼びます。
歯肉増殖症の歯肉切除とは、発育し過ぎた歯茎をメスやレーザーで取り除く手術です。レーザー使用を使用することで、ほぼ無痛で出血もなく治療できます。
メラニン色素の除去
レーザーは、色素を分解する働きも持ちます。メラニン色素の影響で黒く沈着してしまった歯茎をピンク色に戻す治療や審美の歯のホワイトニング(歯の漂白)の治療にも使用します。